2015年8月23日日曜日

結局最後はステンレス鋳造に行き着いた!の巻き

ここへきて、ようやくタイガーウッズが「吠える!スコア」を出して来ています。
やはり、スターは順位のトップ争いを常にしないといけない宿命を絶えず背負っているのが、本人しか分からないプレッシャーでしょうか?
見ている方は楽しいだけなのですが・・・



さて、久しぶりに「アイアンセット」のお話を展開してみたいと思います。

昨年までの直近のエースアイアンはと言いますと、PING S55シリーズのアイアンで有ったのですが、ライ角フィッティングなどしない「ブラックドット」のままのつるし状態で購入した為に、少々自分にはアップライトが過ぎて左が気になるのがこらえ切れなくなり手放したのです。

どうも、使用感に関しては文句なく、打感等も非常に気に入っていたのですが、どうも飛球が「日替わり」になる傾向が有り。
「練習場に置いて」いつどのようなタイミングで打っても常にミスショットしない様なクラブが本番のラウンドでもそれなりの活躍をしてくれるのですが・・・
このS55アイアン君は、そうでは無く。

モーダスシャフトもいいけれど・・cfsシャフトはいかがです?

スプレーの様な飛球になるワケでも無いのですが、気を入れて慎重にスイングしなければ思う様な飛球となって飛んで行ってくれないそんな気難しい部分を持っていたのが、「もう、付き合い切れなくなってきた」と言った最大の理由なので有ります。

「練習場でミスショットが出るクラブは、それはあなたにフィットしていませんね!」

誤解が有るといけないので、少し以下に講釈を追加してみますと・・・

・どんなタイミング(心持ち)でショットを打っても自分が普通だ!と判断出来る飛球で飛んで行ってくれる。

・ボールを前にして、アドレス・ポスチャー・アライメントを1球づつ考えながらでないと上手く打てないクラブは本番では通用しない。

とまぁ、賛否両論あるとは思いますが、クラブ購入後の最初の筆おろし一球目の第1打が上手く打てないクラブはその後もうまく付き合い続けることは難しい・・・
と言うならわしの通り、普段からの練習に置いて言えば、クラブを上げておろしてを気にする様なゴルフクラブは、いざ実際のラウンドでは戦力としての100%を発揮する事はほぼ不可能なので有ります。

で、どうしたら良いかと言うのが今回のお話のテーマ。


打感と称して、まだペラペラのマッスルバックを使って無いですか?

”軟鉄” ”鍛造” ”マッスルバック”

これらの言葉の響きにあこがれて、おおよそ自分の実力とはかけ離れた様なアイアンを使用している良い子の皆さんはこのブログの読者にはいませんね?

ゴルフの目的である、「球を運ぶ」「穴に入れる」およそこれらの2つの目的を主とした競技に置いて、「上から打ちこむ」「打感が心地よい」「打音もしかりだ」などと言った要素は競技やスコアにとって全くと言っていいほど関係ないのであります。

しかし、スコアが縮まらない。
スイングがいつまでも・・・

等と言った問題をいつまでも引きずっていると、「打感や打音」と言った違う方向へ逃避してしまいがちなのであります。
それもまぁ、

スコアを放棄?放棄では無いですが半ばあきらめた状態のプレーヤーにとっての「楽しみ」の置換としては次なる目的と言いますか、野望としては分からなくも無いのであります。

かく言う私目もそんな所が無い事はないですwww

そこで、

ゴルフを覚えたての最初の一番初めに手にしたアイアンの形状を思い出すのであります。

今現在手にしている2代目3代目のアイアンは、恐らく初代アイアンが余りにもチープで簡単になってきたために、ショップの店員にそそのかされて「向上しないですよ!」的なセリフで持って買い替えを決意したクラブでは無いですか?

ツアープロ曰く・・・

「アマチュアは難しいクラブを使い過ぎ!」

こんな風にプロのゴルファーの皆さんはアマチュアの事をご覧になっておられます。

いいんです、いいんです。

ステンレス製でも。
ソールが厚くても。
ヘッドが大きくても。
シャフトが軽くても。

最初の手にしたその「簡単すぎる!」っていうアイアンが一番あなたには適しているのでした。

残念ですが。

そんなものもう、手放して手元にないよ!
とお嘆きの諸兄は、その時に手にしていた形状を思い起こしてですねぇ・・
もう一度それに良く似た形状のアイアンを買いそろえる訳なのですよ。

2周3周クラブセットを買いまくった私が言うのですからほぼ間違いないと思います。

アイアンはどれを使っても一緒!

私なんかそれで、思い切って「ステンレス・鋳造」のワイドソールのアイアンを今現在のエースにしています。

それは、何かと言いますと・・・


アキラのKS501 プロトタイプアイアン

なのであります

上の写真の通りとても広い広いソールを有しており、かまえた上からのアングルを見るとそれはもうまるでユーティリティのような面影をしているのであります。


トップブレードよりもソールが飛球線後方にはみ出していると言うのは極めて珍しいアイアンの一部に入るのではないでしょうか?

写真から読み取るに、はみ出たソール面が「中空」になっているのであります。

さりとて、打感はしっかりと「ビシッ」とソリッドに弾く事が出来るのがこの技術力の高さをうかがい知ることが出来ると言う物で有ります。

鍛造で無い、いわゆる鋳造のアイアンでここまでソリッドな打感を感じ取ることが出来るのは、なかなか存在しないと断言できるのであります。

このアイアンならば、「上から打ちこんでも良し」「レベルに払い打っても良し」とプレーヤーのスイングタイプをそれほどシビアにチョイスする事が無いのでありますよ。

中空で弾くお陰で、通常よりも一番手飛距離も出るようになりますし、ラウンドでのホール攻略がグンと楽になるのであります。

さらには、構えや挙げ方打ち方などそんなにシビアに考えなくても簡単に優しくタマが上がってくれるので、「ボールを運ぶ」事だけに意識を集中させればよいと言うのが特筆すべき特徴です。


みなさんも、「タマを運ぶことに集中できるギアを手にする事」が最優先課題であるとしてギアを選んでみて下さい!