2014年2月1日土曜日

グリップ・グリップ・グリップのお話

みなさんこんばんは。
今日は暖かかったですねぇ。

街中も、車がけっこう多くて、移動するのに時間が掛かったりしました。
みなさんもお出かけ日和だったのかな・・



今回のテーマは、以前チラッと書いた事の有る、悪徳商法である「スコアを90切らせます」的な
高額コピー用紙教材の話を掘り下げようかと、思いましたが、その話はまたの機会にして、

あまり語られる事の見かけないグリップのゴルフグリップのお話をしてみようと思います。
とは言っても、今回は握り方のグリップの事では無いですよ。

シャフトに刺さっているラバー製のグリップのあれこれについて少し話を展開してみようかと・・
少々マイナーな感じもしますが、行ってみようと思います。

ゴルフクラブのグリップあれこれ


私の、モーストフェイバリットグリップは、一番お気に入りのグリップは、
★ラムキンのラバーグリップです。

ラムキングリップの中でも、クロスラインのラバーとソフトコードが好きです。
2010年ごろまでメキシコ製でした。

ただし、重量がバラバラで、カタログ数値は50gと有りますが、だいたい52gから53gが多いです。

その後日本での発売が一旦中断して、2011年後半から2012年前半まで供給不安になり。

その理由として、同じシリーズが全て中国製に変更となりました。


ロゴマークも金色からホワイトに変更され、グリップ本体の溝も白の塗装が甘くなり、グリップ交換の際に、「シールはがし」を使うと塗装がはがれると言った簡素なグリップとなってから好んで使うのを辞めました。
残念・・・

さて、平均的に使用する頻度が高いのは、
言わずと知れた「ゴルフプライド」です。

[ゴルフプライド]


ツアーベルベットラバー

微笑みの国タイ製で、重量誤差が他の商品のそれよりは少ないのが好印象です。いわゆる、初期装着として非常に多くのクラブに刺さっています。

この、多くのクラブに刺さっているというのが曲者で、反面すぐに交換したくなる消費者心理が働く為に、すぐに異なる種類のグリップに交換されるプレイヤー、多いのではないでしょうか?

しかし、しかしです。

DIYでリグリップを楽しむようになってくると分かるのですが、このグリップなかなかアピールが少ないのか、リグリップしても、その他の商品とは違いバランスが崩れにくい特徴を持っています。尚かつ、打感を損ねたり自己主張する事がなく、控えめがかえって功を奏していると思います。

グリップ交換したけど、またこれに戻ってくるなんて、けっこうある話です。
だから、メーカーは最初から装着しているんですけどね・・・。
それに気づくまでグリップ放浪は続く訳ですが。

VD ラバー

レッドブラックを使用していました。
初代アッタスシャフト等の場合は、カラーリングが映えてデザイン的に綺麗に見えます。

視覚効果以外にも、グリップ感は比較的ソフトに握れ主張する事もないのでティーショットなどで集中できます。

デュアルデュロメーター
このグリップは、中古ショップで販売されているアイアン以外のその他のクラブのグリップに刺さっているケースが多く見られます。

私はアイアンに刺していましたが、少し肉厚感が有り、フィーリング(アマチュアレベルでの)を出しにくいグリップであったと感じました。

パトリオット
ブルー、ホワイト、レッドの3色に別れた配色がまるで星条旗を連想させるカラーリングで、ホールド感は、マルチコンパウンドシリーズと何ら変わらないです。

DD2
このグリップは、中古ショップでたまに見かけるグリップで、年代が少し古いので最近見る事は少なくなりました。

マルチコンパウンド

フィルミケルソンやロリーマキロイ等が好んで刺しているので、その影響で刺して見ましたが、バランスがヘッドに移動するので、元々持っているアイアンのバランスがうまく合っている場合は、バランスが狂うのでリグリップする候補としてはNGです。

重量もやや軽めが多いので(重量誤差として軽めに針が振れる)リシャフトでよほどバランスがD0より下回った時は調整の意味で刺したりします。

ホールド感はソフトとハードの中間くらいで、手の大きめの人が合うようなのでしっかり握って打てると思います。

ツアーベルベットコード
台湾製ですが、後付けするより、メーカーOEMで最初から刺さっている方が好感が持てます。
ナイキのVR TW マッスルのUSシリーズに刺さっているメーカー装着品は最高でした。

ツアーラップ 2G
私は嫌いです。
このグリップではショットが打ちにくいです。
柔らかすぎて、弾道のイメージがわかない上に打感がぼやけるから装着してしばらくしてからすぐはずしました。





[IO MIC]イオミック

★スティッキーエボリューション
黒しかなかったグリップをカラフルにアレンジし、デザイン性を向上させたのは好感が持てます。
実戦での使用感としては、普通の印象であんまり記憶に残ってないです。

スッティッキー オーパス
イングヴェイ・マルムスティーンのギターアルバムのタイトルでマグナムオーパスと言う物かつて有りましたが(勿論インギーの方が古い)
それの模倣のネーミングかしらと一瞬連想したりしました。
標準品は、IOMICのロゴの部分がホワイトなんですが、これがゴールド塗装バージョンが有り、こちらは競技者用に好評なグリップで(当然値段も少し高い)このゴールドバージョンのヌメッとまとわり付くグリップ感が柔らかくて好きでした。
ウレタンを握っている様な感触です。
日本製で、塗装剥がれ等も起こさないグリップでした。

メーカー向けOEM


雨でも滑りにくく、ホールド感が保持される良く出来たグリップです。
グリップが自己主張する事がなく、ヘッドの重みをしっかり感じられ、たとえ芯を外したとしても手に伝わりにくい。
かと言って、打感がぼやけるでもなく。
グローブサイズが、24~25のプレイヤーには余ることなく握れ、いい仕事してます。



[NO1]

50シリーズ
あんまり記憶にないのですが、イオミックとツアーベルベットラバーを足して2で割ったような(分かりにくい)握り感のグリップでした。
特にこれと言った不具合も無く、かと言ってこれは!と言う思い出もないグリップです。

[SUSAS]


★スウサス













スウサスのサイト
日本製のグリップでした。重量誤差ゼロ。フロー完璧。
ホワイトでしたが、キャディーバッグの出し入れを繰り返すと白の本体が1日で黒ずむのが確認できます。
コンパウンドが柔らかいので握り感はやさしく、芯を外しても手がしびれる事が無い素晴らしいグリップでした。

唯一、リグリップで刺すと、ヘッド側にバランスが移動するので手元が軽くチューニングされた様な感じになる事と、若干太く感じるので、グリップが自己主張する事が気になりました。

背が高く、手の大きい方なら問題ないかもしれません。(長いシャフトが使えて、バランスが調整し易い事と手の大きさがジャストフィットする為)

[WIN」


ネオ
一言で言うと、なんじゃこりゃ?
「ブッチハーモン」肝いりのグリップと言う触れ込みでしたが、柔らかすぎて余計に力む。
ヘッドの位置が分からない。打感がぼやける。
レトロなクラシカルイメージになるのでそう言った趣向を好まれる方が装着すれば良いかと思います。

Dri-Tac
ウレタンをにぎにぎして気持ちいい感じがするだけで、アイアンショットでは、びみょーです。
ネオよりはフレッシュさが有ってピチピチしている感じはしますが。
ヘッドの重さが消えてグリップが自己主張してるかな・・

グリップ交換は、自分でも出来て楽しいですが、もとある純正とメーカーやブランドが異なるものを装着しなおす際には、十分吟味して刺し換えしましょう。

店頭にあるグリップの握り見本を握って握り感でチョイスするのはけして良い選択ではないと思います。
もともとのメーカー純正に準拠したものを選ぶのが賢明な選択と思えます。


ではでは